2000-09-07 ArtNo.23683
◆スクーターのLML、韓国大林と提携しバイク2モデル発売
【ニューデリー】北部インドをベースにするスクーター会社LML(旧社名Lohia Machines Ltd)は、9月5日100CCのモーターバイク“Adreno”と“Energy”を発売、モーターサイクル市場に足場を築いた。
ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルドが9月6日報じたところによれば、韓国のDaelim Motor Companyの技術支援下に製造された2モデルは何れも4ストローク/3バルブ・エンジンを搭載、Adrenoは5段変速、Energyは4段変速のギアボックスを備えている。
目下年間二輪車60万~70万台の製造能力を有するLMLは、今会計年度にモーターサイクル3万台の生産を計画している。国内二輪車市場規模は2、3年内に年間350万台に達する見通しで、同社は12~15%のシェア獲得を目指す。LMLはモーターサイクル・プロジェクトにこれまでに400クロー(US$8740万)を投資、今後さらに100クロー(2185万)を投じる計画だ。同投資資金は借入、内部資金、長期借入で賄う。
LMLは間もなく125CCバージョンのモーターサイクルを発売するが、次世代のモーターサイクルとして150CC、200CC、250CCバージョンを発売する可能性も探っている。
他方、同社の150CCメタル・ボディー・スクーターは5ポート・リード・バルブ燃料噴射技術を応用した“Xpress 5”エンジンを搭載していると言う。
LMLは2000年3月期年度にインドで販売されたスクーター125万台の23%のシェアを占めた。
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