2000-09-07 ArtNo.23681
◆乗用車販売、連続3ヶ月マイナス成長、復調の兆しも
【ニューデリー】インド市場における8月の乗用車販売は5万1702台(メルセデス・ベンツを除く)と、昨年同月の5万6079台(ベンツを含む)を4377台(7.8%)下回った。
エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥーが9月6日伝えたところによれば、これにより月間乗用車販売は6月以来3ヶ月連続して昨年同月を下回ったことになる。
しかし月間販売台数が5万台を突破したのは5月以来のことで、販売台数は上向きつつある。月間販売台数は1999年11月以来今年5月までは毎月5万台を突破していたが、6月には3万5000台に落ち込み、7月も4万6000台強にとどまった。
年初5ヶ月(4-8月)の販売台数は23万6930台と、昨年同期の23万6857台を多少上回った。カレンダー・イヤー年初8ヶ月(1-8月)の販売台数は41万1000台と、昨年同期の34万6000台に比べ19%の成長を見ている。
中型車販売が7200台と、前月比18%アップ、最も好調なパフォーマンスを示した。中型車販売は6、7月には7000台を割り込んでいた。同カテゴリーではHyundai Accentが1556台を販売し、トップの座を守り、Ford Ikon1492台、Maruti Esteem1044台、Honda City 817台、Opel Corsa675台、Daewoo Cielo/Nexia204台、Fiat Siena129台と続く。
小型車部門でもHyundaiのSantroが5729台と、Maruti Udyog Ltd(MUL)のZen(5525台)を上回りトップに立った。同カテゴリーではDaewoo Motors IndiaのMatizが4497台で3位につけた。
マーケット・リーダー、MULの8月の市場シェアは57.7%と、前月の57.9%からさらに後退、これに対してHyundaiのシェアは前月の13.1%から13.9%にアップした。
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