2000-09-07 ArtNo.23672
◆米国/インド・ビジネス・サミット、曲折後開催決定
【ニューデリー】総理府は首相の訪米前夜、インド産業連盟(CII)が今月13日にニューヨークでバジパイ首相及びヤシュワント・シンハ蔵相の列席の下に米国インド・ビジネス・サミットを開催することを許可した。
バジパイ首相は5日から米国訪問の途についたが、エコノミック・タイムズが6日伝えたところによれば、元々同会議は9月7日にニューヨークで開かれるはずだったが、キャンセルされた。これは首相の訪米日程の変更に伴うもので、インド商工会議所連盟(FICCI)主催によるシリコンバリー・トップ・インディアン・ビジネスマンと首相の会合を含む少なからぬイベントが同時に取り消された。このためインド産業界の首相訪米に対する関心が急速に冷却していた。
CIIは当初インド業界のトップ(CEO)60人から成る代表団をニューヨークに派遣する予定だったが、9月7日のサミットがキャンセルされた後、規模を35人に縮小してワシントンに代表団を送り込む計画を改めて立案していた。しかし今やニューヨーク・サミットの実施が決まったため、CIIは再度代表団の規模を拡大、ニューヨークとワシントンの双方に派遣する計画だ。しかし首相が既に米国に旅立った現在、にわかにどれほどの業界首脳を動員できるか、主催者にも見通しが立たない状況だ。しかし約200人の参加者を得ることを目指し、準備を進めていると言う。
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