NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2000-09-06 ArtNo.23665
◆苛性ソーダ業界、輸入ストップで前途に光明
【ニューデリー】インドの苛性ソーダ業界は、これまで安価な輸入品の流入で瀕死の状況に陥っていたが、ここに来て輸入がほとんどストップしたことから、トンネルを抜け出し、前途に曙光を見出している。
インディアン・エクスプレスが9月4日伝えたところによれば、海外サプライヤーのダンピング攻勢で、苛性ソーダ価格は一時はトン当たり90米ドルまで下降したが、燃料コストの急騰から国際価格は今やトン当たり175-180米ドルに回復している。こうした中で輸入がほとんどストップ、現状では短期的に輸入が盛り返す可能性は少ない。
もう1つの明るい材料は輸入ソーダ灰にキロ当たり1.5ルピーの反ダンピング税が課されたこと。ソーダ灰と苛性ソーダは、その使途が重なる部分が多いため、ソーダ灰のダンピングは苛性ソーダ業界にも打撃を及ぼしたが、この方面の脅威も無くなった。
更に有利なことは、苛性ソーダの輸出が再び開始されたこと。目下のところ年間ベースで15万トンほどが輸出されている。
加えて繊維、紙、パルプ、アルミニウム、ビスコース短繊維(VSF:viscos staple fibre)等の産業が復調しつつあることから、苛性ソーダの国内消費は一層拡大する見通しだ。
国内苛性ソーダ業界の設備能力は1994-95年の151万9000トンから1999-2000年の2261万トンに48.85%拡大した。また同期間の実際の生産量は1207万トンから1514万トンに25.43%アップ。設備稼働率は1994-95年の79%から1998-99年の66%に下降したが、1999-2000年には66.96%に回復している。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.