1995-07-14 ArtNo.2366
◆<星>生産労働者需要、第1四半期に急増
【シンガポール】今年第1四半期には生産労働者の需要が急増し、昨年第2四半期以来、下降し続けていた賃金も、昨年第4四半期比6%上昇した。しかし依然として1年前の水準を7%下回っている。
コンサルタント会社のリミューナレイション・データ・スペシャリスツが製造・サービス業100社を対象に行った調査によると、今年第1四半期の生産労働者需要は全体の26%を占め、技術職の21%を上回った。生産拡大を理由とする増員が53%を占めたが、これは昨年第4四半期の65%、同第3四半期の70%、同第2四半期の55%、同第1四半期の67%を下回る。ボーナス支給後の第1四半期は例年、離職率が高くなる傾向が有るが、今年は管理職が14%(昨年10%)、非管理職が18%(同14%)とこれまで以上に高い率を示した。(ST,BT,LZ:7/13)
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