【カルカッタ】Gramophone Company of India Ltd(GCIL)は、インドにおける処女地開拓を目指し、放送ソフトの制作に乗り出す。
インディアン・エクスプレスが9月2日、GCILのSanjeev Goenka副会長の談話を引用し報じたところによれば、同社はブロードキャスティング・ソフトウェア・マニュファクチュアリングの潜在性に注目、ベンガル語、ヒンズー語、タミール語、テルグ語、英語による放送ソフトウェアの制作に乗り出す計画だ。グローバルなテクノロジー・ブームに乗り、同社は間もなく同ビジネスをスタートする。GCILは放送ソフトの制作を将来の主要な成長領域と見なしていると言う。
一方、外国資本市場における資金調達を目指し、国際会計基準を採用したGCILは、社名もSaregama India Ltdに改め、6~8ヶ月以内に米国預託証券(ADR)を発行する。同社はまたカタログをデジタル化し、国内市場や国際市場を開拓する努力も続けている。ここ数ヶ月のCD販売は、昨年同期の60%増しと好調で、新CD工場を設けるか、アウトソーシングを拡大するか、検討中と言う。