2000-09-05 ArtNo.23652
◆GCIL、デジタル・ダウンロードの世界的プレーヤー目指す
【カルカッタ】RPGグループのGramophone Company of India Ltd(GCIL)はデジタル・ダウンローディング・サービスの世界的プレーヤーを目指している。
GCILとRPG Enterprisesの副会長を務めるSanjiv Goenka氏が先週金曜に催された年次総会後語ったところによると、デジタル・ダウンローディングは新時代のニュー・テクノロジーで、ほぼ17万トラックのレパートリーを有するGCILはこの種の技術を運用する最適のポジションを占めている。エコノミック・タイムズが9月2日伝えたところによれば、GCILは目下、ミュージックのデジタル・ダウンローディングを可能にする計画を立案しており、また特定の音楽や娯楽番組を国際チャンネルや国内チャンネルに配給する交渉を進めている。同プロジェクトの投資額は8~9クロー(US$174万-197万)で、同計画に関心を寄せる放送会社と価格の詰めを進めている。数時間の放送材料が既に1パックに収められており、数ヶ月後にはサービスを開始できると言う。
一方、Goenka氏はこの日、RPGグループがGCILの持分(目下50.2%)を拡大する可能性を示唆したが、アナリストは現在626ルピーの株価(先週木曜)は、業績の飛躍的改善で上昇する見通しのため、持分の買い増しには絶好の時機と評している。
Goenka氏によると年初4ヶ月のGCILの売上は43%アップしたが、利益は昨年同期を3倍以上上回る見通しと言う。
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