2000-09-01 ArtNo.23624
◆テレコム、国際/長距離電話料金値下げでUS$1.78億減収
【ニューデリー】電信局(DOT)傘下のDepartment of Telecom Services (DTS)は、電気通信監督局(TRAI)が長距離電話(STD:Subscriber Trunk Dialing)と国際電話(ISD:International Subscriber Dialing)の料金引き下げを発表したことから750~800クロー(US$1.6765億-1.7883億)の減収を予想している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月31日報じたところによれば、DTSの1999-2000年度の粗収入は1万8256クロー(US$40.81億)で、今年度は1万9814.06クロー(US$44.292億)を見込んでいるが、第2段階の料金調整の影響は織り込まれていない。
DOTのShyamal Ghosh局長兼テレコム・コミッション会長によると、長距離電話収入全体の60%を占める半径200キロ以内の長距離電話料金は変更されていない。半径200-1000キロの長距離電話収入は約2400クローで同部分は約10%の減収が見込まれる。また国際電話収入は12%前後の下降が見込まれ、合計すると750-800クローの減収になる。総じて今年通年の粗収入は1万9000クロー前後にとどまる見通しと言う。
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