2000-09-01 ArtNo.23623
◆WLL方式不採用なら、5千万投資計画が不可能に:LG幹部
【ニューデリー】韓国企業LGは8月30日、もしインド政府が農村部における電話網構築計画にワイヤレス・ローカル・ループ(WLL)方式を採用しないなら、2005年までにインドにおける通信機器ビジネスに5000万米ドルを投資すると言う同社の計画は実行不能になると警鐘した。
エコノミック・タイムズが8月31日、LG Information & Communications LimitedのWilliam Kim副社長の言として伝えたところによれば、インド政府がWLL方式の不採用を決めるなら同社は極めて困難な状況に立たされる。
キム氏は、電信局(DOT)がWLLプロジェクトに再考を加えているとの報道に触れ、「WLLが採用されるならCDMA、TDMA、DECT、GSM等のシステムが利用できる。したがってこれらのシステムのいずれを選ぶかを討議するのは当然として、既に入札準備が進められているWLL技術の採用を見合わせるのは論外」と語った。
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