2000-09-01 ArtNo.23619
◆マン・インダストリーズ、IOCパイプライン事業にパイプ納入
【ムンバイ】Man Industries (I) Ltd(MIIL)はIndian Oil Corporation(IOC)が計画する全長58キロのMathura-Tundlaパイプライン・プロジェクトのためにlongitudinal saw pipeを製造/納入する契約を獲得した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月30日、MIILのJagdish Mansukhani重役(MD)の言として報じたところによると、同様のプロジェクトが続々離陸していることから、同社営業額も2002年までに350クロー(US$7823万)に達する見通しだ。
アルミ押出やソー・パイプ、スパイラル・パイプ、アーク溶接パイプの製造を手掛けるMIILは、設備のアップグレードを通じ、今ではライン・パイプ・プロジェクトにも対応できるようになっている。1日当たり2キロのパイプを製造でき、longitudinal saw(submerged arc welded) pipeの年間製造能力は当初の5万トンから10万トン以上に拡大した。
前方統合計画の一環としてPEコーティングやコールタール・コーティング・タワー事業に進出を準備、3ヶ月後にはPEコーティング・プラントが稼働する予定だ。同社はセメント・コーティングも手掛けており、総合的なパイプ・コーティング処理が可能になる。
同社のスパイラル・パイプの製造能力は2万5000トンで、スパイラル・パイプのウルトラ・ソニック・テストやX線テスト施設も導入した。
MIILは最近石油/ガス・プロジェクトを巡り、三菱商事及び住友商事と戦略提携を結んだと言う。
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