2000-08-31 ArtNo.23610
◆今年上半期のカラーTV販売の伸び9.5%に鈍化:ORG
【ニューデリー】今年上半期のカラー・テレビジョン(CTV)販売は231万800台と、昨年同期の210万9900台に比べ9.5%増加した。
インディアン・エクスプレス及びエコノミック・タイムズが29日、市場調査会社ORG Margの報告を引用して伝えたところによれば、今年上半期の同成長率は昨年同期の20%の伸びに比べ顕著に鈍化している。CTV製造業者らは、成長率鈍化の原因として、ブラウン管の値上がりや、昨年のフットボール・ワールド・カップのような視聴者を動員する催しの不在を指摘する。
各社の市場シェアを見るとBPLが19.4%でトップの座を維持、Mirc ElectronicsのOnidaブランドが11.9%で、Videocon(Videocon/Sansui/Akaiの3ブランド販売)の11.1%を追い越し2位につけた。Baron International傘下のMoolchandanisが販売するAiwaが8.6%で4位に浮上、韓国のSamsungは7.2%で、ライバルLGの6%を凌駕した。以下Philips4.4%、Sony3.1%、Akai(Videocon)3%と続く。
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