SEAnews 2000-08-31 ArtNo.23600

【ニューデリー】Honda Siel Cars India Ltd(HSCIL)は29日、中型乗用車ホンダ・シティーの新モデルHonda City VTECとHonda City 1.5 EXi-Sのお披露目を行った。
インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが30日報じたところによれば、デリーにおけるショールーム価格はCity 1.5 EXi-Sが86万9516ルピー、City VTECが92万564ルピーと、既存のCity 1.5 EXIの81万4919ルピーを多少上回る。これによりＨＳＣＩＬは1.5リッター・カテゴリーに4モデル、1.3リッター・カテゴリーに2モデル(67万ﾙﾋﾟｰ／72万5000ﾙﾋﾟｰ)を擁することになった。ホンダは2001-02年度には2.3リッターのAccordをインド市場に投入する計画だ。
ＨＳＣＩＬのフジサキ社長兼CEOによると、同社はスポーツ多目的車(SUV)とスポーツ車(SV)をインド市場に紹介する可能性も検討している。
新モデルの投入は、今年(2000-01)の販売台数を昨年の9698台から1万2000台に拡大する計画の一環で、売上額は昨年の700クローから850クローに拡大、内8～10％が部品の売上で占められる見通しだ。
もし1万2000台が販売されるなら今年度中に収支均衡を実現できる。第1四半期(4-6月)の販売台数は2800台にとどまったものの、第2四半期には3300台の販売が見込まれる。同社は目下60％を占める1.5リッター・カテゴリーの販売に一層力を入れる計画と言う。