2000-08-30 ArtNo.23595
◆インターナショナル・コンバージョン、ドイツ企業と技術提携
【カルカッタ】International Combustion (India) Ltd (ICIL)はドイツ企業Allgaier Werk GmbH & Co. KGと、インドにおけるドライヤー、冷却器、粒化器の設計・製造に関わる協定を結んだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが27日報じたところによれば、ICILのI. Sen重役(MD)は同紙に以上の消息を語った。それによると、これらの製品は食品、製薬、化学業界で使用される。目下この種の製品の多くは輸入されている。ドイツ・パートナーはインドで生産される品目にデザイン・エンジニアリングやパフォーマンス・ギャランティーを提供、ICILはケース・ツー・ケース・ベースでデザイン・エンジニアリング・フィーを支払う。これらの品目の製造に新規設備投資は不要で、既存設備のみで足りる。
国内需要は依然低迷しているものの、製糖業界の需要には改善が見られ、輸出需要にも拡大の兆しが見られる。このためICILは3年連続の赤字から今年は黒字を回復できるものと予想している。ICILの輸出売上は一昨年の600万ルピーから昨年の2.2クロー(US$49万)に拡大した。今年は既に2.5クロー(US$56万)を成約、別に2クローの商談がまとまりかけている。今年通年の輸出売上は昨年を15~20%上回る見通しだ。
目下12.5クロー(US$249万)の手持ち契約が存在し、今年通年では売上の35%の伸びが見込まれる。1999-2000年度売上は22.23クロー(US$497万)と、前年の23.89クローから縮小したものの、損失は前年の2.76クローから1.05クロー(US$23万)に半減した。
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