2000-08-30 ArtNo.23587
◆Bokaro冷間圧延プラント、US$6700万近代化計画
【ニューデリー】国営Steel Authority of India Ltd (SAIL)はビハール州Bokaroの冷間圧延(CR)工場におよそ300クロー(US$6706万)を投じて設備を近代化する。
インディアン・エクスプレス及びエコノミック・タイムズが28日報じたところによると、BK Tripathi鉄鋼相はPTI通信に以上の消息を語った。それによると、第1期工事には65クロー(US$1453万)が投じられ、2001年8月までに完工する。SAILの財政状況からBokaro steel plant(BSP)の近代化計画コストを全額支出するのは困難と見られるが、当面65クローが支出される。
先週BSPを視察したTripathi鉄鋼相は、現在の市場環境、取り分け過去2ヶ月来のスチール製品の値下がりに懸念を表明、国内鉄鋼需要拡大策を講じる必要があると指摘した。同相によると、BSPは今年第1四半期(4-6月)に94クロー(US$2101万)の利益を計上したが、7月の利益はそれまでの平均30クローから4クロー縮小した。SAILの事業再編はスケジュール通り進捗していると言う。
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