2000-08-29 ArtNo.23575
◆中央ガラス・セラミック研究所、特殊光ファイバー開発に着手
【カルカッタ】中央ガラス・セラミック研究所(CGCRI:Central Glass and Ceramic Research Institute)は情報技術省と提携し、国内における国防/通信/宇宙開発領域で用いられる特殊光ファイバー需要に応じるため野心的なプロジェクトに着手した。
エコノミック・タイムズが27日、CGCRIの50周年記念式典におけるH S Maiti理事の言を引用し報じたところによると、ガラス技術の研究にはレーザー・ガラスや、核開発事業で用いられる放射線防止用ウィンドウ・ガラス、原子エネルギー領域で用いられる低膨張率ガラス等、様々な仕様のガラスが含まれる。研究所の科学者チームは現在鉄道コンパートメント用特殊プラスチック・ウィンドー・シャッターの設計・研究を手掛けており、同製品は西ベンガルで間もなく生産される。研究所の耐火煉瓦部門は国内の耐火煉瓦工場に鉄鋼業界のニーズに応じる技術を提供している。科学産業調査評議会(CSIR:Council of Scientific and Industrial Research)が設けた最初の5つのリサーチ・ラボの1つに数えられる同研究所は国防上のニーズに応じるパイロット工場を有すると言う。
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