【ハイデラバード】インドの粗鋼(Crude steel)生産は7月も成長基調を維持、昨年同月比6.7%増の220万トンを記録した。6月には前年同月比7.6%増の210万トンが生産されており、7月の生産量は前月に比べても微かに増加している。
エコノミック・タイムズが27日、International Iron and Steel Institute(IISI)の報告を元に伝えたところによれば、年初6ヶ月(1-6月)の粗鋼生産は1320万トンと、前年同期の1180万トンを上回った。鉄鋼メーカーは国内需要、取り分け住宅市場における需要増に応じ生産を徐々に拡大している。
アジアにおける7月の粗鋼生産は2740万トンと、前年同月比8.2%アップ、日本における生産は11.5%増の900万トン、韓国は4.9%増の380万トンを記録した。
IISIは世界63カ国の鉄鋼生産をモニターしており、これら諸国の生産量だけで世界の鉄鋼生産の98%を占める。