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2000-08-29 ArtNo.23568
◆Ennoreプロジェクト、100%外貨建てエクイティー導入申請
【チェンナイ】タミールナド州Ennoreにおける総額15億米ドル(内自己資本4億2000万米ドル)の液化天然ガス(LNG)ターミナル&電力プロジェクトを落札したDakshin Bharat Energy Consortium (DBEC)は、100%外貨建てエクイティーの導入を外国投資促進局(FIPB)に申請した。
ザ・ヒンドゥーが26日報じたところによれば、コンソーシアムには、地元AV Birlaグループの旗艦ボンベイ証取上場のGrasim Industriesと米国CMS Energyが各26.67%、 米国テキサス州拠点のUnocalが18.66%、オーストラリアのWoodside Petroleumが15%、ドイツのSiemens Project Venturesが13%、それぞれ出資している。コンソーシアムは入札に際して100%外貨建てエクイティーを申請した。
DBECはカタールのRas Laffan Liquefied Natural Gas Co. (RasGas)から年間250万トンのLNGを輸入、再ガス化後、1850MW(メガワット)の発電事業に利用するとともに、余剰を他の企業に売却する計画だ。DBECはそれ自身と同様の資本構成のTamil Nadu LNG & Power Co. Pvt. Ltdを設立、後者を通じてガス・ターミナルと発電所を所有・経営する。
DBECはまたSouth India Natural Gas Marketing Co. Pvt. Ltd(サウスガス)を設立、発電所への供給分以外のガスをパイプラインを通じて他社に販売する。同パイプラインの金融/建設/経営もサウスガスが引き受ける。
Power Trading Corporation(PTC)は発電された電力全てを購入することをDBECに約束している。コンソーシアムはRasGasと20年間のtake-or-pay契約を結んでいる。
ちなみにEnnore LNGプロジェクトは、バジパイ首相が来月米国を訪問した際、調印される一連の契約の1つに含まれているものと見られる。
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