2000-08-29 ArtNo.23567
◆政府、肥料会社中核グループにLNG供給網の詳細調査指示
【ニューデリー】インド政府は肥料会社中核グループに対し、総合的な液化天然ガス(LNG)供給網を構築する事業化調査詳細レポートを準備するよう指示した。
デカン・ヘラルドが26日伝えたところによれば、Ramesh Bais国務相(化学・肥料担当)は25日の国会答弁で以上の消息を語った。それによると、中核グループはプレ事業化調査報告において年間処理量700万トンのLNGプロジェクトを提案した。総コスト2万1832クロー(US$48.8億)のプロジェクトは基本的に肥料工場に原料を供給するものだが、同時に電力会社や一般家庭にもガスを供給できる。
中核グループはオリッサ州Kishorprasadをプロジェクトの候補地として提案するとともに、カタール、マレーシア、アブダビ、インドネシア、オーストラリアをLNGの輸入先として列挙している。
現在、インド国内ではEnron International、Petronet LNG、Reliance Indistriesを含む14の企業やコンソーシアムがLNG輸入施設の建設を計画/実行している。
|