2000-08-28 ArtNo.23564
◆閣僚グループ、FDI上限引き上げ/輸出義務引き下げ案を棄却
【ニューデリー】インド政府は小規模産業(SSI:small sector industry)に対する外国直接投資の上限を24%のレベルに維持するとともに、大企業がSSIのために留保されたカテゴリーの製品を製造する際に製品の50%を輸出することを義務づけた措置も変更せぬ方針を決めた。
エコノミック・タイムズが25日、消息筋の言として報じたところによれば、S P Gupta氏を長とする専門委員会は技術移転を加速する上からSSI領域におけるFDI上限を49%に引き上げ、関係輸出義務も50%から30%に引き下げるよう提案していた。L K Advani内相を長とするハイパワー閣僚グループ(high-powered group of ministers)は、以上の提案を検討したものの、何れも棄却した。
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