【ニューデリー】韓国のDaewoo PowerとABB Energy Ventures Ltdの対等出資合弁会社Daewoo Power India(DPI)はマドヤプラデシュ州Korba (east)における総コスト約10億米ドル以上、1070MWの火力発電事業から撤退、今年に入って以来インドの発電事業から撤退した3番目の外国企業になった。
インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが25日伝えたところによれば、DPIは州電力局がエスクロー(第3者寄託金)保証の提供を拒んだことから、プロジェクトから手を引く方針を決めたもの。
州電力局はエスクロー提供以前に金融ファシリティーを準備するよう要求したが、エスクロー保証がない限り、融資に応じるものもないことから、交渉は破談に終わった。DPIは2800万米ドルの保証金を積んでおり、同保証金の返済を受けるには、電力供給協定(PPA)を破棄する他なかったと言う。