2000-08-25 ArtNo.23541
◆7月の乗用車販売13.3%ダウン、MULに最大の打撃
【ニューデリー】インド自動車業界の今年7月の乗用車販売は、マーケット・リーダーのMaruti Udyog Ltdの不振が祟り、4万7375台と、昨年同月比13.3%の下降を見た。
エコノミック・タイムズが24日、インド自動車製造業者協会(SIAM)の統計数字を引用し報じたところによれば、MULの販売台数は、韓国のライバル2社Hyundai、Daewooの挟撃に合い昨年同月の3万7404台から2万7665台に26%落ち込んだ。MULの市場シェアはこれに伴い昨年7月の68.45%から58.39%に後退した。
地場オート・メジャー、Tata Engineering & Locomotive Company Ltd(TELCO)の小型乗用車Indicaの販売も昨年同月の4189台から3583台に14.47%下降した。
これとは対照的にHyundai Motor Indiaの販売台数は4949台から7265台に46.78%ジャンプ、Daewoo Motors Indiaのそれも2801台から4110台に46.73%アップした。
一方、7月のスクーター販売は14.32%、商用車販売は3.49%、モーペッド販売は1.23%、それぞれ下降したが、モーターサイクル販売は22.79%、多目的車販売は16.22%、三輪車販売は5.87%、それぞれ拡大した
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