SEAnews 2000-08-25 ArtNo.23540

【バンガロール】韓国ＬＧグループ傘下のLG Electronics India Limited (LGEIL)は今年3月以来、パーソナル・コンピューター(PC)用モニターの販売を手掛けてきたが、今や製造施設を設ける可能性を検討している。
デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズが24日報じたところによれば、ＬＧＨＩＬのK R Kim重役(MD)は23日記者会見し、以上の消息を語った。それによると、目下、事業化調査を進めており、今年末か、来年初の稼働を目処にウッタルプラデシュ州Noidaに工場を設ける。投資額は20クロー(US$447万)前後になる見通しだ。
ＬＧＥＩＬのAjay Kapila副社長によると、現在の16％の消費税をベースにするなら輸入販売の方が採算に合うが、10～12％なら国内製造するメリットが有る。
キム氏によれば、これまでに500クロー(US$1.11億)が投じられたNoida工場は、現在、年間カラーＴＶ70万台、冷蔵庫40万台、洗濯機20万台、エアコン10万台、電子レンジ50万台の製造能力を有する。2000年6月期四半期の売上は100％の成長を見た。情報技術(IT)関連製品の見通しは明るく、ハイエンドのフラットロン・モニターでは既にインド市場をリードしている。2000年度のＩＴ製品売上は200クロー(US$4470万)に達する見通しだ。ＬＧグループはまたＬＧＥＩＬの25％の持分を来年公開する計画と言う。