1995-07-13 ArtNo.2353
◆<馬>松下、第1四半期の扇風機/掃除機生産40%アップ
【クアラルンプル】親会社松下電器産業の製造業務海外移転政策に伴いマツシタ・エレクトリックCo(M)Bhd(メルコム)の今年第1四半期の扇風機及び掃除機生産は昨年同期比40%拡大した。
メルコムの杉浦重役(MD)が11日に催された新倉庫の開所式で語ったところによると、目下扇風機の月間生産台数は14万台、掃除機のそれは6万台に達している。この他アイロン、電気・ガス炊飯器、スロー・クッカー、洗濯機、ブレンダー等の製造を手掛ける同社の輸出額は90~94年の間に倍増、輸出比率も90年の3億2227万Mドル中の25.5%から94年の5億7978万Mドル中の31.7%に上昇した。輸出先を見ると、アジア(日本/西アジアを除く)51%、西アジア30%、日本8%、南アメリカ4%、オセアニア3%、アフリカ3%欧州2%となっている。輸出拡大に伴う倉庫需要に応じるため同社は1000万Mドルを投じてシャー・アラムに建設した総床面積5400平米の新倉庫を昨年10月にオープンした。同面積はそれ以前の同社倉庫スペースの3倍に達すると言う。(MBT:7/12)
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