2000-08-17 ArtNo.23458
◆ヒンドスタン・シールズ、二酸化炭素発生装置を合弁製造
【カルカッタ】Manaksiaグループ傘下のHindustan Seals Ltdは、米国Wittemann Incの技術協力下にアンドラプラデシュ州ハイデラバード近郊に二酸化炭素発生装置の製造施設を建設中で、今年10月から操業を開始する計画だ。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが15日、ヒンドスタン・シールズのステートメントを引用し報じたところによれば、この種の装置は、清涼飲料や醸造業、食品加工業界における需要が見込め、インド国内業界のニーズに応じるとともに、東南アジア諸国に輸出する可能性も検討している。ウィッテマンはユーザー業界向け二酸化炭素発生装置の設計、組み立て、据え付けに協力する。
ManaksiaグループのBK Agrawal会長は、同ステートメントの中で「ウィッテマンの技術支援を受けることにより、飲料容器の王冠製造を手掛けるヒンドスタン・シールズはライバルに対して優位に立てる」と指摘している。カルカッタ拠点のヒンドスタン・シールズはアルコール飲料容器のROPP(roll-on pilfer-proof)キャップの製造も手掛けている。
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