2000-08-17 ArtNo.23450
◆インドは3年後にはイングラムのアジア第2の市場に
【チェンナイ】米国拠点のテクノロジー製品/サービスの世界的流通業者Ingram Microは、現在同社にとってアジア太平洋地域第5位の市場インドが3年内に中国に続く第2の市場として浮上するものと見ている。
エコノミック・タイムズが15日報じたところによれば、Ingram Micro Asia-PacificのHans Koppen社長はこのほど同紙に以上の見通しを語った。それによると現在インドの4倍の市場規模を有する中国は引き続きトップの座を維持するが、オーストラリアと韓国はインドに追い越される見通しだ。
年商280億米ドル(1999)のイングラム・マイクロは1999年にシンガポール・ベースのElectronic Resources Ltdを買収、アジアに足場を築いたが、当時8カ所に設けられていたインド・オフィスは今や22に増加している。同社は、向こう数ヶ月間にさらに8オフィスを加え、全ての州都にプレゼンスを築く計画だ。イングラムのインド・ビジネスは急成長を遂げており、昨年はほとんど100%の成長を見た。目下300人の従業員も3年内に400人に増員される。
チェンナイに本拠を置くイングラム・マイクロ・インディアは、クアンタム、インテル、シーゲート、Dax、ヒューレット・パッカード、コンパック、アップル、IBM、サムソン、マイクロソフト、、ノベル、Veritas、ネットワーク・アソーシエーツ、HCL等の製品の流通を手掛けていると言う。
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