SEAnews 2000-08-17 ArtNo.23449

【ムンバイ】地元消費用電子製品メジャー、Videocon International Ltd (VIL)は東芝製カラーＴＶと米国Telecruz社のチップを合体したインターネット・テレビジョン・セットを間もなくインド市場に投入する。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥーが15日報じたところによれば、ＶＩＬのV.N. Dhoot会長はマハラシュトラ州Aurangabad近郊ChitegaonとBhalgaonに200クローを投じて設けた2つの新カラーＴＶ工場の開所式後以上の消息を語った。
これら2工場合わせて1日1万台のカラーＴＶを製造できる。これらの内1つはＶＩＬが26％、東芝が25％、一般投資家が49％出資するVideocon Communications Ltdにより経営される。
東芝のハタケヤマ・スミタダ副社長によると、東芝はこれら2工場を通じてより多くの東芝製品をインド市場に紹介できる。
ＶＩＬはまたカラーＴＶのＳＫＤキットを欧州や南アフリカに輸出する計画だ。このため同社は1年内に別途400クローを投じてガラス・シェル工場の年産能力を2倍の600万ユニットに拡大する。
一方、イタリヤのNikki Compressoriとの合弁に成るAplicom Ltdのバンガロール工場は間もなく完成する。同工場ではコンプレッサーや各種機器が製造され、製品の50％は輸出される。ＶＩＬは昨年Nikkiの51％権益を買収した。