SEAnews 2000-08-16 ArtNo.23445

【ニューデリー】地元自動車メーカーTata Engineering and Locomotive Company Limited (Telco)はカレンダー・イヤー2001年末までに中型高級車Magnaを発売する。
デカン・ヘラルドが14日報じたところによると、TelcoのRajive Dube重役(乗用車部門担当GM)はこのほどＵＮＩ通信に以上の消息を語った。Telcoは今年初に催されたAuto ExpoにおいてMagnaのお披露目を行ったが、新モデルには1900ＣＣエンジンが搭載され、ガソリン・バージョンとディーゼル・バージョンが準備される見通しだ。ラタン・タタ会長はこれ以前にMagnaの価格は三菱ランサーとメルセデスE-Classの中間と述べていた。
TelcoはMagna以外に、近く小型車Indicaをプラットフォームとした少なくとも2種類の新バージョンを紹介する。インディカは市況の低迷に関わらず今年通年で目標とする9万台を販売できる見通しだ。7月の乗用車販売は昨年同月比8％減の5779台を記録、内インディカが3534台を占めた。Dube氏は「8月の最初の10日間の売れ行きは好調で、ターゲットは実現できる」と自信を表明した。Telcoはまた主にモーターサイクル部品を用いたマイクロ・カー“Zing”の発売を計画しているが、最終決定は下されていないと言う。
今年4－7月の多目的車販売はSumoをプラットフォームとした複数の新バージョンの売れ行きが好調なことから、9％増の8456台をマーク、市場シェアも昨年同期の25.9％から26.1％に改善した。7月の多目的車販売台数は昨年同月比4％増の2245台だった。