【カルカッタ】シッキム州拠点のSikkim Time Corporation (SITCO)は、地場消費用電子大手BPL Ltdと、シッキム州Gangtokに設けた自社工場で消費用電子製品部品を製造する技術協力協定を結んだ。
デカン・ヘラルドが14日、Sitco筋の消息として報じたところによると、BPLのAjit G Nambiar会長兼MDとSitcoのTaga Khampa重役(MD)は先月22日関係協定に調印した。同協定の下、BPLは必要とする電子部品の大きな部分をバイバック契約の下、Sitcoから調達する。BPLはSitcoがGangtokから5キロ郊外のDeorallyに工場を設けるのを支援する。SitcoはBPLエンジニアのガイダンスの下に部品を製造する。これらの部品には変換器、カラーTV用スピーカーが含まれ、当初1日8000ピース、その後1万5000ピースが生産される。
観測筋によれば、今回のSitcoとの契約はBPLが今後予定するアウトソーシング計画の最初のステップと見られる。この種の一連の協力契約が結ばれるならシッキムを初めとするインド東北部の経済開発が加速される見通しだ。
シッキムは最近、東北州理事会(CNES:Council of North Eastern States)に加盟したため、同州における新産業プロジェクトは自動的に奨励措置や消費税の面で恩典を享受できる。また理想的な気候条件から情報技術(IT)ビジネスの成長が予想されると言う。