【ニューデリー】ヤシュワント・シンハ蔵相は13日、昨今のルピーの値下がりは、米ドルの需給バランスが崩れたのに伴う一時的現象との見方を示した。
デカン・ヘラルドが14日伝えたところによれば、米ドルは主要国際通貨に対して強化しており、ルピーの値下がりを過度に懸念する必要はない。こうした状況への対応は、中央銀行Reserve Bank of India (RBI)の裁量に委ねている。RBIは今後必要な措置を講じるはずである。
蔵相はまた政府持分処分問題に触れ、銀行持分を処分する政府の方針を明らかにした。それによると国営銀行の政府持分は51%未満に引き下げられる。
マハラシュトラ州Vidarbhaを分離し、新たな州を設ける提案に触れ、蔵相は個人的には大きな州を分割し、開発を促進するのは好ましいことと思うと語った。