2000-08-16 ArtNo.23432
◆FICCI/CII/Assocham、中央銀行の措置を支持
【ニューデリー】産業界は概して、輸出収入外貨勘定(EEFC)残高の50%を今月23日までにルピーに転換するよう指示した中央銀行Reserve Bank of India (RBI)の通達を支持している。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが15日伝えたところによれば、インド商工会議所連盟(FICCI)は、「中央銀行の措置は、ルピーの値下がりを緩和し、外為市場への米ドルの供給を増加させる」と歓迎の意を表明した。しかしFICCIはできるだけ早くEEFCの原状を回復し、金利も引き下げるべきだと指摘している。
インド産業連盟(CII)も、「中央銀行の動きはルピー相場を支える短期的措置として予想されたことだが、この種の措置は暫定的なもので、相場が安定したなら直ちに見直しを加えるべきだ」としている。
インド商工会議所協会(Assocham)は「中央銀行の決定は、思慮深いものであり、ルピーの一層の値下がりを防止、対米ドル相場を安定させるための正しい方向」と評価した。
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