2000-08-15 ArtNo.23424
◆ソニー、来年4月の数量制限撤廃後各種デジタル製品投入
【Thiruvananthapuram】Sony India Ltd(SIL)は、インド政府が世界貿易機構(WTO)の規定に基づき数量制限(quantitative restriction)を撤廃する来年4月以降、幅広いデジタル製品をインド市場に投入する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12日、SILのPrem K. Nair副ディレクターの談話として伝えたところによれば、同社は既にハンディカム、デジタルスチルカメラ、DVDプレーヤーを販売しており、2、3ヶ月以内にDRC(digital reality creation)テレビ等、さらに数品目を追加する。
目下ソニーはインドTV市場の6%、オーディオ市場の29%のシェアを占めている。今会計年度にはTV24万台を販売、別に3万乃至4万台を輸出し、来年度末までにインドTV市場の10%のシェア獲得を目指す。
目下、1シフトで年間TV30万台、オーディオ12万台を製造しており、来年までには2交替制を敷くか、新工場を設けることにより、生産量を2倍に拡大する。
今年第1四半期の販売量は昨年同期を20%上回ったが、昨年第1四半期にはフットボールのワールドカップでTV売上が急増したことを考えれば、今年第1四半期の20%の伸びは、大きな成果と言える。昨年の営業額は630クロー(US$1.4億)で、今年は720クロー(US$1.6億)を見込んでいると言う。
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