2000-08-15 ArtNo.23423
◆情報技術省/IT製造業者協会、バーチャルR&D施設創設準備
【ニューデリー】情報技術(IT)省と情報技術製造業者協会(MAIT:Manufacturers Association of Information Technology)は地元言語をベースにしたITアプリケーションの開発を振興する狙いから共同でバーチャルR&D(研究開発)施設を設ける計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12日伝えたところによれば、バーチャルR&Dコンソーシアムを組織した趣旨は、地元言語のITアプリケーションに関して豊富なアイデアを有するものの、独自のR&D施設を保持せぬ小企業や個人に関係施設と開発の機会を提供しようと言うもの。
情報技術省は、地元言語のソフトウェアと低コストなハードウェアは、政府が目指すITの大衆化に必要・不可欠な条件と見ている。計画を発起したのは情報省で、MAITは主に政府と業界の仲介役を演じている。しかし計画はなお構想段階にあり、計画を実行に移すには、既存の規則にもある種の修正を加える必要がある。コンソーシアムは近く科学産業調査局(DSIR:Department of Scientific and Industrial Research)に接触、必要な認可手続きをとる方針で、来月半ばには計画が離陸する見通しと言う。
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