2000-08-14 ArtNo.23414
◆コンパック、バンガロール工場の製造能力拡張、輸出も計画
【チェンナイ】Compaq Computer India Ltd(CCIL)はインドを製造拠点として、フィリピンやスリランカ等周辺諸国のコンピューター需要に応じることを検討しており、カルナタカ州バンガロールYeswanthpurプラントにおけるパーソナル・コンピューター(PC)及びサーバーの製造能力を現在の月間1万台強から2万5000台に引き上げる。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥーが11日伝えたところによれば、CCILのBalu Doraisamy重役(MD)及びMichael Pocock副社長兼GMは先週木曜に催された最新Alpha serverの発売記念式典の席上以上の消息を明かにした。それによると、目下バンガロール工場の製品は全てインド国内市場に供給されているが、同工場で製造されたシステムをインド周辺諸国に輸出する可能性を検討している。このためにも設備の拡張が必要で、既存の運転資金の他に15クロー(US$335万)を投じて設備を拡張する。CCILはDigital Equipment Indiaのソフトウェア・ビジネスを統合して以来、過去12ヶ月間に15~25クローを投資してきた。同社はまたインド国内にコール・センターを設けて、マーケッティング業務を支援することを計画している。
この他、ポケットPC、iPAQをインド市場に近く紹介する他、ワンタッチで特定のウェブサイトに接続できるキーボードも間もなく発売すると言う。
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