2000-08-14 ArtNo.23409
◆ピアジオ・グリーブ、来年一連の三輪車発売、軽四輪車も検討
【ニューデリー】イタリヤのPiaggioとプーナ拠点のGreaves Ltdの51:49の合弁会社Piaggio Greaves Vehicles Ltd (PGVL)は2001年半ばまでに排気量の大きい乗用及び貨物用三輪車をインド市場に投入する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11日、PGVLのRavi Chopra重役(MD)の言として伝えたところによると、これら新モデルには0.75トンの貨物車と6~9人乗りの乗用車が含まれ、ガソリン・バージョンとディーゼル・バージョンが準備される。もしこれらのモデルが好評を博するなら軽四輪車を製造する可能性も検討する。
プーナ工場で生産される新モデルのエンジンは、Euro-I排気ガス基準を満たし、Euro-II基準にも対応したものになる。年間車両製造能力は現在の2万5000台から2002年までに5万5000台に段階的に拡張される。
PGVLはプーナ工場にこれまでに65クロー(US$1453万)を投資、ピアジオの技術支援下にAPEレーンジのディーゼル三輪車を製造して来た。1年ほど前にインド市場に紹介された同モデルは目下年間1万台以上販売され、月間約2000台が製造されている。これらの製品は過去数ヶ月アルジェリア、ペルー、ブラジル、スーダン、トルコ、南アフリカ、バングラデシュ等へ輸出されている。今年内には採算ラインにも乗る見通しと言う。
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