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2000-08-14 ArtNo.23407
◆タタ・スチール、オリッサ州営クロム鉄プラントの買収提案
【ブーバネスワル】Tata Iron & Steel Company Ltd(TISCO)はオリッサ工業開発公社(IDCOL:Industrial Development Corp of Orissa Ltd)がJajpur Roadに設けたクロム鉄工場の100％権益を48クロー(US$1072万)で買収することを提案した。
インディアン・エクスプレスが11日オリッサ州政府筋の消息として伝えたところによれば、TISCOの他、カルカッタ拠点のVisa IndustriesとSterliteは51％の権益に27クローと22.5クローを、Monnetは100％の権益に20クローをそれぞれオファーした。IDCOLはこのため州政府に専門委員会を組織し、TISCOとの交渉を進めるよう提言した。
オリッサ州政府は最近IDCOLに対し、Tailangiクロム鉱山のリースを認めたが、「クロム鉄プラントを民営化後も、クロム鉱山はIDCOLが自ら経営し、民間業者に売り渡さない」と言う条件を付けた。しかしクロム鉱山を含まぬクロム鉄工場は魅力に欠け、バイヤーを見出すのが困難と評されていた。
クロム鉄工場は、9.5ｍｖａと6ｍｖａの高炉2基を擁し、年間生産能力1万6800トン。1995－96年には5.44クローの利益を計上したが、1996－97年－3.7クロー、1997－98年－4.67クロー、1998－99年－7.92クローと、過去4年赤字経営を続けている。
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