【ニューデリー】米国拠点の石油/ガス・メジャー、Enron Internationalはインドにおけるパイプライン・プロジェクトを専門に手掛ける子会社の設立を計画しており、自己資本は6000万米ドルほどになる見通しだ。
エコノミック・タイムズが11日伝えたところによれば、マハラシュトラ州Dabholに液化天然ガス(LNG)ベースの発電所を建設中のエンロンは、Maharashtra Energy Company Private Ltd(MECPL)を設立、MEPCLを通じて低・中圧天然ガス・パイプラインを建設・所有し、国内の中規模企業や他の消費者に供給することを計画している。エンロンは当面同子会社に完全出資するが、他の地元パートナーに一部のシェアを分与する方針とされる。同計画は外国投資促進局(FIPB)を通じて政府に提出されたが、まだ石油・天然ガス省の支持は取り付けていない。