2000-08-14 ArtNo.23404
◆UAE石油会社、US$17億パイプライン/発電事業契約
【ラクナウ】アラブ首長国連邦(UAE)の石油会社Al Manhalは先週金曜(8/11)、合弁パートナーのVavasi Oil and Gas及びウッタルプラデシュ州政府と、オリッサ州からウッタルプラデシュ州東部地区に至る全長1000キロのガスパイプラインを敷設するとともに、2000MW(メガワト)のガス発電所を設ける総額17億米ドルの契約に調印した。
エコノミック・タイムズが11日伝えたところによれば、オーストラリアから輸入した液化天然ガス(LNG)をオリッサ州Gopalpurに陸揚げした後、再ガス化し、発電所の他、ウッタルプラデシュ州の肥料工場や繊維工場に供給しようと言うもので、これらの工場は目下ナフサを使用している。発電プロジェクトについては、Al Manhalは地元企業Aditya Birla Groupと合弁交渉を進めている。
ウッタルプラデシュ州にとっては4年前のDaewoo Motorsの工場進出以来最大のプロジェクト。ウッタルプラデシュ州の経済開発はこれまで西部に偏っていたため、パイプラインの敷設により東部地区の開発が加速されるものと期待されている。
|