【チェンナイ】著名な農学者Monkombu S. Swaminathan氏に率いられるタミールナド州のハイパワーな生物工学政策立案委員会は先週木曜、1)“生物工学企業区(BEZ:biotechnology enterprise zone)の造成”、2)“生物工学ベンチャーキャピタル基金の創設”、3)“政策提言機関の設置”等の内容を含む報告書をM. Karunanidhi首席大臣に提出した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11日報じたところによれば、同報告書は、1)Mahabalipuram-Kalpakkam地区、2)Mandapam-Tuticorin地区、3)Madurai-Kodaikana地区に3つのBEZを直ちに造成し、必要なインフラを整備するよう提案している。この他、チェナイ付近のバイオ・バリーに生物工学インキューベーター・パークを設けること、医療生物工学/人と動物のヘルスケア/農業・食品生物工学/環境生物工学/産業生物工学領域の機会を探ること、政策の立案や生物工学企業に対する技術面/資金面の支援を提供するタミールナド生物工学局(TNBB:Tamil Nadu Biotechnology Board)を創設すること、医療/食品・農業/産業・環境生物工学/バイオインフォマティクス/ゲノミクスに関わる常設諮問委員会を設立すること等も提案している。