2000-08-11 ArtNo.23396
◆ロッキード・マーチン、インドVPNサービス市場開拓
【ムンバイ】システム統合やテクノロジー・サービスを手掛けるニューヨーク証取(NYSE)上場のLockheed Martin Global Telecommunications (LMGT)は、インターネットVPN(Virtual Private Network)サービスを初めとする同社の製品/サービスをインドの法人市場に売り込む準備を整えている。
インディアン・エクスプレスが10日伝えたところによれば、LMGTのArlie Scheppke副社長(アジア太平洋・欧州セールス担当)はこのほど、以上の消息を明かにするとともに、インドにおける拠点を向こう12~18ヶ月間に現在の8カ所から約40カ所に拡張すると語った。同社は目下シンガポール・テレコムやThaicom等のサテライト・メジャーと提携交渉を進めている。LMGTはインド国内に8つのインターナショナル・ゲートウェイを保持するが、サテライト会社と提携することにより、ネットワーク・アクセス・プロバイダー(NAP)に対して世界各地への接続サービスを提供できるようになる。
LMGTは既に少なからぬインド企業に“Globalway”と命名されたVSATベースのインターネットVPNサービスを提供するとともに、デリー証取にはセキュリティー・サービスを提供している。インドにおけるセキュリティー・サービスは今後急成長が見込めると言う。
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