SEAnews 2000-08-11 ArtNo.23391

【ムンバイ】ホンダと地元Sriram Industrial Enterprises Ltd (Siel)の95：5の合弁会社Honda Siel Cars India Ltd(HSCIL)は中型乗用車モデル、Accordをインドで製造する可能性を検討している。
　これ以前にＨＳＣＩＬは、インドが世界貿易機構(WTO)における合意に基づき来年量的規制を解除したなら、Civic、Accord、CRV、Oddessy等の完成車(CBU)を輸入する可能性を示唆していたが、同社のN.K. Goila副社長は8日、「アコードの国内製造は来年ネット・ベースで収支が均衡した後のビジネス・プランの一部」と語った。ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9日、ゴリア氏の談話を引用し、報じたところによると、キャッシュ・ベースでの収支均衡は今年度中に実現する見通しだ。
　年産3万台の能力を有する既存工場では目下月間900台のCityが生産されており、今年通年(2000-01)の生産目標は1万2000台に設定されている。このためアコード製造計画のために設備を拡張する必要はない。ゴリア氏はアコードの地元部品使用率等、詳細には触れなかった。