2000-08-11 ArtNo.23386
◆AP州、US$43億カキナダ炭化水素ターミナルに青信号
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州Kakinadaに建設が計画される液化天然ガス(LNG)ターミナルのコストは1万9400クロー(US$43.36億)にのぼり、主要プロジェクトには、LNG関連施設1万1450クロー(US$25.6億)、製品ターミナル3650クロー(US$8.16億)、ジメチル・エーテル(DME)貯蔵施設300クロー(US$6762万)、独立電力供給業者(IPP)プロジェクト4000クロー(US$8.94億)が含まれる。
ザ・ヒンドゥーが9日伝えたところによれば、先週、アンドラプラデシュ州政府から関係プロジェクトに対する同意書(LOS:letter of support)を獲得したKakinada Indian Oil LNG Consortium (KIOLC)はこのほど以上の見積もりコストを明らかにした。
Indian Oil Corporation (IOC)に率いられるコンソーシアムにはこの他、マレーシアの国営石油会社ペトロナスとCocanada Port Company Pvt. Ltd. (CPCL)が含まれる。
CPCLはシンガポール拠点のInternational Seaport Pte Ltd (ISPL)が設けた特別任務遂行機関。1999年3月にアンドラプラデシュ州政府からKakinada Deep Water Port (KDWP)の経営/保守契約を獲得したインド企業Larsen & Toubro/Precious Shipping Public Company (Thailand)/米国企業SSA Asia Incの合弁に成るISPLは、同任務をCPCLに委ねた。
IOCのM. A. Pathan会長、ペトロナスのMuri Muhammad副社長、L & TのA. Ramakrishna副MD、CPCLのM. Srinivas代表は8日共同記者会見し、プロジェクトの詳細を発表した。それによると、LOSは8月3日に発行された。詳細報告書(DPR:detailed project report)は6ヶ月以内に完成し、金融ファシリティーも12ヶ月以内にアレンジされる。プロジェクトはDPRが承認され、その他の必要な認可が得られた後36~42ヶ月で完成する予定と言う。
|