2000-08-10 ArtNo.23385
◆中央銀行/先物市場委員会、来月金先物取引の導入を協議
【ムンバイ】中央銀行Reserve Bank of India (RBI)と先物市場委員会(FMC:Forward Markets Commission)は来月初め、金先物取引を許可する可能性について初会議を開く。
インディアン・エクスプレスが7日伝えたところによれば、1952年先物契約(監督)法(Forward Contracts [Regulations] Act 1952)の下、金の先物取引は許可されていない。しかし政府は金預金スキームを導入した公認の銀行や金融機関の便宜を図るため、昨年8月金の先物取引に対する禁令を部分的に解除した。インドは国内に2万5000トンの金を蓄積しており、これから推定すれば国内市場規模は67万5000~112万5000クロー(US$1508億~2515億)と見積もられる。また年間500~600トンの金を輸入するインドは、ヘッジ・ファシリティーを必要としており、自由化の波の中でこうしたニーズに応じることが求められている。
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