【BHILAI】国営鉄鋼会社Steel Authority of India Ltd(SAIL)の旗艦、Bhilai Steel Plant(BSP)は製品ミックスを拡大する戦略の一環として150クロー(US$3353万)を投じ、連続鋳造プラントを増設する。
エコノミック・タイムズが7日報じたところによれば、BSPは別に70クロー(US$1564万)を投じ、鋼板製造施設をアップグレードする。同施設は、昨年度437クロー(US$9768万)をマークしたBSPの輸出売上に大きく貢献した。過去7年間継続して黒字経営を続けてきたBSPは、SAILの子会社の中では数少ない優良プラントだが、国際製品価格の下降とコスト・アップから深刻な打撃を受けている。
BSPのVikrant Gujral重役(MD)によると、こうした苦境を脱するため、当面800クロー(US$1.788億)、最終的に4500クローを投じて設備の近代化を図ると言う。ちなみにBSPは2000年3月期に91.9クロー(US$2054万)の純益を計上している。