2000-08-10 ArtNo.23376
◆現代、来月からエンジン/トランスミッションの輸出開始
【チェンナイ】Hyundai Motor India Ltd(HMIL)は9月から韓国の親会社向けにエンジンを輸出、また韓国/欧州諸国向けトランスミッション・システムの輸出も開始する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7日、HMILのA.P. Gandhi社長の言として伝えたところによれば、同社はこれ以前からエンジン部品を韓国に輸出してきたが、来月からは完全なSantroエンジンを輸出する。チェンナイ拠点のディーラー、Kun Hyundaiの新工場開所式の席上、ガンディ氏は以上の消息を明かにするとともに、完成車(CBU)輸出は目下フル稼働状態にあると語った。
先月はアルジェリアに760台、バングラデシュに55台、ネパールに30台、スリランカに9台、合計854台を輸出した。ネパールにはこれ以前に35台を輸出している。今年は完成車輸出だけで4000万米ドル、エンジンとトランスミッションの輸出により別に2000万米ドルの売上が見込める。今年の総売上は昨年の2300クローから3000クロー(US$6.7億)に拡大、経営は黒字に転換する見通しだ。今年通年の販売目標は7万8000台だが、これまでに既に5万3000台を販売しており、15%ほど目標を超過する可能性がある。
次期モデルSonataは来年市場に投入される。傘下Kia Motorsの多目的車Sportageをインド市場に紹介する可能性についてガンディ氏は、「多目的車を紹介する際はかなり大幅なデザインの変更が必要され、目下複数の多目的車モデルが検討されている」と語った。
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