2000-08-10 ArtNo.23372
◆シングテル、US$4億投じバーティ社通信事業権益買収
【シンガポール/ニューデリー】Singapore Telecom (SingTel)は、インド・テレコム市場における外国企業の投資としては過去最大の4億米ドルを地元の代表的な通信企業グループ、Bharti Enterprisesのテレコム・サービス部門に注入、Bharti Telecom Limitedの20%の権益とBharti Televentures Limitedの15%のシェアを取得した。
エコノミック・タイムズ(8/7,8)、インディアン・エクスプレス/ヒンドゥー・ビジネス・ライン/ザ・ヒンドゥー(8/8)が報じたところによれば、バーティ社のSunil Bharti Mittal会長兼グループMDは7日、「シングテルはバーティの国内長距離電話事業のパートナーを務め、シンガポールとタミールナド州チェンナイを結ぶ海底ケーブルの敷設も手掛ける」と語った。シングテルのリー・シエンヤン社長兼CEOによると、今回のバーティ社通信事業への出資は、シンガポール企業のインド投資としては過去最大で、シングテルの海外投資としても3番目の大型事業になる。シングテルはインドの合弁事業が次世代の音声、データ・ネットワークを構築するのを支援すると言う。
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