2000-08-08 ArtNo.23367
◆ヒンドスタン・コパー、子会社の財政難克服目指し資産売却
【ジャムシェドプール】国営Hindustan Copper Ltd (HCL)は、ビハール州Ghatsila拠点の子会社Indian Copper Complex (ICC)の一部資産を売却、後者が直面する深刻な財政難に対処する方針だ。
インディアン・エクスプレスが5日伝えたところによれば、再編される資産には目下稼働中のSurda鉱山とRakha鉱山が含まれる。HCLはまたGhatsilaとその周辺の複数の優良地も売却する。Mosabani鉱山労組のKP Singh議長によると、資産評価委員会は1ヶ月以内に売却価格の見積もりを完成する。この他、職員住宅の社員への売却や、最近閉鎖されたFathargora/Kenduadih両鉱山のスクラップの売却も予定されている。
一方、Mosabani鉱山の職員1200人中400人が依願退職スキームに応募、今月19日にはHCL自身の職員の依願退職者も募集される。Mosabaniグループ鉱山の内、Badia、Banalopa、Pathorgora、Kenduadih鉱山が最近相次ぎ閉鎖、目下Surda鉱山のみが操業している。
他方、中央政府は政府持分処分計画の第1期プロジェクトとしてHCLのKheti(ラジャスタン州)とTaloja(マハラシュトラ州)の2ユニットを今会計年度末までに売りに出す。第2期プロジェクトではMalanjkhand(マドヤプラデシュ州)とGhatsila(ビハール州)のユニットが処分される。
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