2000-08-07 ArtNo.23348
◆HML、全てのアンバッサダーにEuro-IIエンジン搭載
【カルカッタ】Hindustan Motors Ltd(HML)は全てのAmbassadorモデルにEuro-II排ガス基準を満たしたエンジンを搭載する計画だ。
HMLの取締役会報告(1999-2000)によれば、Lancerと一部のIsuzu Ambassadorモデルは既にEuro-II基準をクリアしている。
昨年(1999-2000)は三菱自動車との協力の下、ランサー8403台を生産した。最近発売したSLX & SFX Lancerモデルは好評を博している。昨年は、一昨年の2万134台を上回る2万1170台を販売した。主にアンバサッダーから成るこれらの車両はカルカッタ近郊の工場で生産されたが、不振な市況からマージンの縮小を見た。
CNG(compressed natural gas)エンジン搭載車両の生産は既に開始されており、CNGの販売施設を有する都市の増加が、この種の車両に新たな成長の機会を提供する見通しだ。
鉱業部門の市況低迷から昨年の土木機器の販売は、一昨年の677台を下回る581台にとどまった。昨年はこの種の機器618台を製造した。
HMLはGeneral Motors傘下のAllison Transmissionsと“on-highway transmissions”の流通契約を結んだが、この種の製品をインドで製造するか否かは、販売量の如何にかかっている。
パワー・プロダクツ部門ではトランスミッション750ユニットが販売されたが、前年の872ユニットを下回った。
昨年の総収入は一昨年の1474.46クローから1813.49クロー(US$4.05億)に拡大したが、一昨年の28.25クローを上回る62.27クロー(US$1392万)の損失を計上した。
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