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2000-08-04 ArtNo.23332
◆タタ・スチール、浦項・現代ＪＶからＣＲコイル調達
【カルカッタ】Tata Iron & Steel Co Ltd(TISCO)はタミールナド州チェンナイのPOS-Hyndai Steel Manufacturing(India)Pvt Ltd(PHSMI)から加工冷間圧延(CR)コイルを調達する方針を決めた。このためTata Ryerson Ltd (TRL)は南部地区にＣＲコイルの加工施設を設ける計画を棚上げした。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2日伝えたところによれば、TISCOとRyerson Tullの50：50の合弁事業ＴＲＬのAlak Saha重役(MD)は、Tiscoとの協議の結果、新ＣＲコイル加工施設の建設棚上げを決めたと語った。これは投資収益回収の見通しが不透明な状況下に、性急にそのリソースを展開することは危険なため。ＴＲＬは、Tiscoが自動車業界向けＣＲコイルの製造を開始する2001年半ばまでにマハラシュトラ州プーナにＣＲコイル加工施設を設ける。ＴＲＬにとって第2のＣＲコイル加工施設となるプーナ工場は、西部地区の自動車産業及び大型家電業界向けにサプライ・チェーン・サービスを提供する。
ＴＲＬは北部地区に奉仕する第3のＣＲ加工施設をDelhi-Faridabad地区に設ける可能性も検討している。同社はこの他カルカッタとニューデリーに倉庫施設を擁する。
一方、ＴＲＬとＴＩＳＣＯは共にＳＡＰのＥＲＰプラットフォームを導入し、事業の一体化を図っている。ＴＲＬはまたSteel Authority of India Ltd(SAIL)との提携の可能性も探っている。
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