2000-08-03 ArtNo.23312
◆専門委員会、鉱業ロイヤルティーの大幅引き上げ提案
【ニューデリー】鉱業省により組織された専門委員会の報告書が政府の承認を得るなら、向こう3年間に州政府により徴収されるロイヤルティーは平均21.25%上昇、州政府のこの方面の収入が急増する見通しだ。
エコノミック・タイムズが1日伝えたところによれば、既存の17種類の鉱物のロイヤルティーがより科学的評価に基づいて設定されているのに対し、報告書は39種類の鉱物のロイヤルティーを2000年4月10日に遡って従価方式、従って市場価格に基づいて徴収するよう提案している。
目下政府により検討に付されている当該報告書によれば、最大の上昇を見るのは炭素含有量20%未満の石墨(graphite)で79%アップ、以下苦灰石(dolomite)/ライムシェルの43%、石灰岩の25%、鉄分62~65%の鉄鉱石の21%と続く。
またロイヤルティー収入の増加率を各州別に見るとハリヤナ州32.56%、マハラシュトラ州28%、グジャラート州26%、タミールナド州25%、ヒマチャルプラデシュ州24%、アンドラプラデシュ州24%、ビハール州18%、ゴア17%、オリッサ州13%になる。
しかし報告書は49品目中の残りの10品目の鉱物については、経済性を有せぬことからこれまで同様、単位生産量に基づいて算定するよう提案している。
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