2000-08-01 ArtNo.23290
◆Texmaco、エンジニアリング会社への変身目指す
【カルカッタ】繊維機械の製造から貨車製造に転進したK.K.Birlaグループ傘下のTexmaco Ltdは、今やエンジニアリング会社への変身を図っている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが日曜(7/30)伝えたところによれば、TexmacoのS.K. Poddar副会長は土曜に催された第60回年次総会の席上以上の消息を語った。それによると外国企業との合弁交渉が進んでおり、9月にも合意に達する見通しだ。貨車製造に依存すれば行き詰まることは明かなため、そのようなことは回避し、成長の潜在性を有する事業に重心を移動せねばならない。過去数年、流体工学機器、ボイラー、構造物に事業に重心をシフトしてきた。また1999年10月1日をもって、Birla Textiles Mills(元Texmaco部門)経営のためのK K Birlaグループ企業とのパートナーシップも解消、Chambal Fertilizer & Chemicalsに繊維工場の経営を委ねた。同工場は高裁判決に基づきニューデリー近郊Sabjimandi及びShadra地区からヒマチャルプラデシュ州Baddiに移転した。しかし関係不動産の売却を許可する法廷判決は得られなかった。
1999-2000年度には統合化を通じた貨車製造ビジネスの間接コスト削減が図られ、操業拠点もSodepur/Panihati地区からAgarpara worksに移された(いずれも西ベンガ州内)。2000年3月期の貨車製造台数は前年の4245ユニットから2192.5ユニットに減少したが、今年はレイルウェイズからの受注増が見込めると言う。
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